令和4(2022)年11月30日(水)にライフデザインセミナーを東洋大学「セレモニー概論」(担当教授:徳江順一朗 先生)の授業内に対面で実施しました。 今回のセミナーに参加されたのは、「セレモニー概論」の受講生(約122名)です。
セミナーの前半では、「働く」「結婚」「家庭・子ども」の観点における社会や世の中の動向に関するデータや、東京都の支援施策に関する情報を提供しました。また、多様なライフデザインのひとつの事例として、ゲストからパラレルキャリアの仕事内容や、結婚に至るプロセス、子育て生活についての体験談が話されました。
セミナーの後半では、ライフデザインシミュレーションツールを活用した個人ワークを行い、自身のライフキャリアを主体的に考える機会としていただきました。
セミナーの導入では、人生の選択肢が増えた現代においては、自分で自分の生き方を選ぶことが幸福度を高めるという民間の調査結果もあるため、自律的にライフデザインを描くことが重要という説明がありました。また、働くことや結婚、家庭に関する統計データをもとに、現代社会の動向について解説があり、主観的・客観的アプローチの双方から、ライフデザインを考えることの重要性について説明がありました。
ライフデザインシミュレーションツールを活用したワークでは、学生自身が希望する将来をイメージしてもらい、具体的なライフプランを描いてもらいました。参加した学生からは、「これからの人生について考える機会があまりなかったため、良いきっかけになった」「漠然としていた自分の将来像を見える化したことで、不安が軽くなった」「理想とする将来の姿を具体的にイメージすることが出来た」といった声がありました。
受講後のアンケートでは、「今を生きるのに精一杯で将来に不安を感じていたが、人生をデザインすることの大切さや楽しさを学ぶことができた」「ライフデザインという、普段はしっかり考えることがなかったテーマについて考えることができて、とてもためになった」「ライフプランの重要性を知り、人生の視野が広がった」「自分の望むように仕事や結婚を選択することが大事だなと思った」「何歳で何をしたいか具体的に考えることが出来たので、理想通りになるよう今から積極的に行動していきたいと思う」といった感想が寄せられました。