令和6(2024)年12月14日(土)にオンライン(Zoom)にてライフデザインセミナーを実施しました。
今回のセミナーに参加されたのは、一般公募で応募された31名です。
セミナーでは、リクルート ブライダル総研の落合 歩氏を講師として、結婚や子育てに関する情報や、ライフデザインを行う意味についてお話がありました。また、Zoomの投票機能を活用することで、オンラインでありながらも双方向参加型のセミナーとなりました。
まず冒頭に「自律選択」の重要性の話がありました。自分で自分の人生の選択をしていくことが、「幸せ感」と最も相関があるということを基に、このセミナーは、ライフイベントに於ける自律選択のためのヒントを見つける場、ということが伝えられました。その際、Zoomの投票機能を用いてクイズ形式にすることで、参加者に考えてもらう工夫がありました。
恋愛・婚活のパートでは、交際期間や、出会い方のデータを基に、現在の結婚に至る形の多様化が伝えられました。職縁や学校での出会いが主流となっているなかで、婚活サービスを通した出会いが増えてきており、現在では婚姻者の約7人に1名が、婚活サービスを通して結婚に至っています。(「婚活実態調査2024」リクルートブライダル総研より)
また、様々な境遇の方たちへ取材したライフデザインインタビュー動画の視聴を通して、結婚する・しない、子どもを持つ・持たない、いずれの選択肢もそれぞれの理由があり、幸せを感じることがある、と様々な人生への考え方があること、人生の多様化を実感する時間となりました。
最後に講師から、ライフデザインのポイントについて説明がありました。 自分で選択する際に、選択肢が多すぎても選べないので、先に想像しておくことで自身の選択の範囲が明確になること、ただ、一度デザインしても変わることもあるので、柔軟に考えること、「いつ」「何を」「どこで」を最後は具体化して、可視化(行動)につなげることがポイントのようです。
参加者のなかには、具体的に考え始める前のタイミングの方、すでに婚活をされている方など様々な段階の方がいらっしゃいましたが、結婚や子育てについて「具体的に考えるきっかけになった」という意見や、「結婚・子育て・仕事などイメージを広げることができた」という意見がありました。