<石川県>
龍の頭の形に似ていることから縁起がいいとされる能登半島の付け根の辺りにある気多大社。「氣」が多く集まる石川県屈指のパワースポットです。
特に縁結びにご利益があり、県内外から女性を中心にご縁を求めて参拝客が引きも切りません。日本でここだけの縁結び専用の祈願所「気麗むすびどころ」を始め、年間を通して縁結び関連のイベントが盛り沢山。
出会いを探している人も片思い中の人も、さらには復縁を願っている人も、恋する乙女は必見です!
奈良時代にはすでに北陸の大社として朝廷にもその名が伝わり、かの万葉集にも越中国司に任命された大伴家持が参詣したときの歌が載っているほどの格式を誇る気多大社。
御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、またの名を大国主神(おおくにぬしのかみ)で大国主神と言えば、出雲大社でもお馴染みの縁結びの神様。数多の困難を乗り越えて須勢理毘売命(すせりびめのみこと)と結ばれたエピソードが有名。
その割には須勢理毘売命と結ばれた直後に八上比売(やがみひめ)とも結ばれたり、それどころか日本全国にたくさんの現地妻がいて、彼女たちとの間に設けた子供は何と180人!つまり、大国主神は日本史上最強の恋愛神と言えるわけです。